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じんましんについて

ジンマシンの話

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2024/09/21(Sat)13:31

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ピロリ菌とじんましんの発症

2008/02/28(Thu)08:15

 

ピロリ菌はかわいい名前ですが、慢性的に吐き気がしたり、食欲がなかったり、胃が痛かったり、便通が悪かったりする恐ろしい菌です。
それだけではなく、ピロリ菌は胃炎、胃がん、胃潰瘍、の原因であることが明白となっています。

2006年時点では約50%以上の日本人が、ピロリ菌に感染しているとされています。
戦後、衛生状態が悪い時代に生まれ育った人も、高い感染率を示しています。
特に発展途上国では感染率が高く、世界中でピロリ菌感染者は増えています。先進国では感染率が低い傾向があります。

ピロリ菌は、飲み物、食べ物から感染しやすく、衛生状態の悪いところでは、ピロリ菌が繁殖しやすくなっています。
したがってピロリ菌に感染しやすくなるのです。

ピロリ菌は、狭心症や心筋梗塞などの自己免疫疾患、虚血性心疾患、神経疾患などもその一つであり、皮膚疾患もピロリ菌の影響を受けているのです。皮膚疾患にはかゆみ、湿疹が良くありますが、じんましんが発生する場合もあります。

じんましんにはアレルギー性じんましん、温熱じんましん、機械的じんましんなどの種類があります。
病巣に住みつく細菌の毒素などの影響で発症するじんましんは、扁桃腺炎、副鼻腔炎、虫歯が原因とされていました。

しかし、今後じんましんの原因とされる物はピロリ菌も加わります。

ピロリ菌を保有しているじんましんの患者に対し、ピロリ菌の除菌をした結果は、65%?80%、じんましんの改善が見られたと報告されています。ピロリ菌で胃の不調とじんましんを含めた皮膚の異常がある人は、ピロリ菌の除菌で病気が治る可能性があります。

 

 

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じんましんの薬と、錠剤について

2008/02/27(Wed)14:36

 

じんましんの薬の中で、服用することが多い錠剤について、お話したいと思います。

錠剤は全てが成分というわけではなく、錠剤の有効成分は1錠中10mg程になります。
10mgとは、呼吸でも吹き飛んでしまう量になるので、体の中では何の作用も無い乳糖などの物質を混ぜて体積を大きくしています。
それが適切な大きさの錠剤になっているのです。

そして錠剤はいくつかの層に分かれています。
これは単一成分や複数成分を別々に固め、溶け出す時間が層によって変えられる意味を持ちます。

錠剤のように固体化にすることで、粉末状であった刺激臭を封じ込める効果、成分を結晶にしてより安定させる効果、カプセルに流動性の成分を入れる利便性なども、錠剤は兼ね備えています。

錠剤を粉砕してしまうと、溶解時間と異なる時間に成分が溶け出す為、錠剤の持っている効果が薄れます。
また噛んだり、溶かしたりすると、薬の効力を軽減させるので注意して下さい。

水かぬるま湯で決められた時間に錠剤を服用するようにしましょう。

 

■じんましんで使用する薬(使用法) 外用薬
外用薬は皮膚につけることで効果を上げます。
軟膏やクリーム剤、液剤などがあり、目薬も外用薬になります。

■じんましんで使用する薬(使用法)  注射薬
注射薬は、即効を上げるために使用します。皮下や筋肉、静脈などに直接薬を注入します。点滴の場合、時間をかけて大量の栄養剤や食温水を注入します。

■じんましんで使用する薬(使用法)  内服薬
内服薬とは飲み薬のことを言います。胃や腸でとけて薬が吸収されます。吸収された内服薬は血液中に入り、体内をめぐって薬効を発揮します。

■じんましんで使用する薬(使用法)  坐薬
坐薬は肛門に挿入して効果を上げる薬です。乳幼児の解熱薬や痔の治療薬などによく使われます。

■じんましんで使用する薬(使用法)  吸入薬
吸入薬は、外用薬の一種になります。
吸入器で薬を口中やのどに散布し、喘息やせき、のどの痛みに使われます。インフルエンザの治療などにも使われます。

 

No.11|じんましんComment(0)Trackback()

湿疹とじんましん

2008/02/26(Tue)09:53

 

湿疹とは、はじめは軽い炎症がかゆみや痛みを感じ赤く腫れる程度ですが、次第に腫れた表面が不均一になり、細菌が感染して化膿する場合もあります。

湿疹の原因や症状について

■脂漏性湿疹とは、皮脂の分解による湿疹のことを言います。
脂の分泌の多い場所は、頭、髪の毛の生え際、小鼻のわき、眉毛、手、腿のつけ根、脇などに境目の明確な赤い面ができます。

■手湿疹とは、洗剤などをよく使用する主婦に多く、指先を中心に発症します。

■太った人にできやすい湿疹は摩擦疹で、この症状は女性の乳房の下など、皮膚がこすれる場所に多発します。

■皮脂欠乏性湿疹は、脂漏性湿疹とは逆に、皮脂が少なすぎるために起こる症状を言います。


湿疹はかゆみを伴い、その赤い面の皮が細かくむけます。
黄色がかった厚いかさぶたが出来ることもあります。


脂漏性湿疹は大人にも発症しますが、赤ちゃんに多い症状です。
赤ちゃんの皮膚は、皮膚の分泌が盛んで、お母さんの胎内にいたときの女性ホルモンの影響を受けています。

そのために、黄色いかさぶたのような湿疹が、頭や髪の毛の生え際にできることがあります。
湿疹はフケのように見えることもあります。脂肪成分の為、お湯だけで落ちないので、石鹸でマッサージするように洗って下さい。
毎日ふやかすようにして行くことで、少しずつ落とすことが出来ます。
大抵はきれいになりますが、せっけんは充分に洗い流すように注意してください。また石鹸は低刺激な石鹸を選ぶようにしてください。

軽い湿疹の場合は、湿疹に効果のあるクリームが市販されているので、治療も可能です。
重度の湿疹の場合は、慢性化しない為にも、専門医に診てもらいましょう。

湿疹はじんましんと似ています。
湿疹はじんましんと同じように、はじめは赤くなりますが、次第に黄色いかさぶたが出来ます。

また、慢性じんましんはそれほど強いかゆみはありませんが、湿疹は慢性化してもかゆみが残りやすくなります。
湿疹でも、じんましんの場合でも、原因を調べ、専門医に診てもらうことが大切です。

 

 

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