じんましんとは、皮膚の浅い層に皮疹(ブツブツや赤み)や大小様々な部分的なむくみ(膨疹)が現われ、その部分が強いかゆみを伴う症状をじんましんと言います。
症状によっては、痛みや感じ方にも違いがあり、焼けるような熱さを感じたり、チクチクとしたりすることもあります。
じんましんは数分から数時間後に徐々に消えてなくなります。
しかし症状によって再発を繰り返すこともあります。発症時間の短いじんましんで、すぐに治まるようなものが急性じんましん。
一方、症状が治まらないまま痒さやしっしんが続くものを慢性じんましんと言います。
じんましんの特徴は、赤みやかゆみだけではなく、症状が激しくなると、次々に新しい膨らみが出没したり、範囲が拡大したりしていきます。
じんましんの大きさは、1?2mm程度から大きさは様々で、症状によってはじんましんが融合し、体のほとんどが覆われてしまう危険性もあります。形自体には特に意味はないのですが、円形、環状、線形、地図状などの赤みが特徴です。
じんましんだと思っていた症状が、乾燥してカサカサになったり、茶色く跡が残ったりしたら、別の病気と考える必要もあります。
じんましんが出るきっかけはこれと言った特定の物はなく、暖かい部屋から寒い所に移動した時や、寒い外から暖かい部屋に入った時、また下着などの絞めつけが原因で部分的に出るものや、汗をかいて出るもの、決まった時間に出るじんましんなどもあります。
じんましんの種類は、じんましんの出るきっかけによっていくつかに区別され、魚や牛乳などを口にした時にでるじんましんは、アレルギー性じんましんと言えます。またストレスなどが原因であれば、心因性じんましんと言えます。
じんましんの対策は、どんな原因で発症するかを事前に知ることが最良方法と言えるでしょう。
原因がはっきりしていると、原因物質を避けることで、症状はでませんし、数ヶ月から数年の時間が経過すると、じんましんの過敏性は刺激に対して静まる傾向が多くあります。
一方、原因がはっきりしないじんましんの場合は、症状の出現を避けることができず、長期に渡ってじんましんが発症することもあります。じんましんの期間が長くなるにつれ、治るまでの時間もかかってしまいます。
多くの場合は、治療薬を飲んだりすることで、症状は治まります。しかし飲み続ける薬を止めると、症状が元通りになってしまうこともあります。そのため、じんましんの薬は、症状がない状態の時でも長期にわたって薬を飲み続ける必要もあります。
じんましんの発症を少しずつコントロールしていくことで、薬の量を減らすこともできるので、薬を中止できる状態になるまで、医師の指示に従ってきちんと治していきましょう。
現在では、ほとんどのじんましんを治療することが可能になっているので、気になる症状が出た場合は、専門医に見てもらうことが大事ですね。
アレルギー性じんましんについてお話したいと思います。
まずはアレルギーの仕組みです。
私達の体内に、異物であるアレルゲンが入ったとき、体はそれに対抗する物質(抗体)を作って、アレルゲンを排除するシステムが体に存在します。このシステムの体の反応を、免疫反応や抗原抗体反応といいます。
この抗原抗体反応が、アレルゲンに機能すれば、生体防御となります。
しかし、生体防御の範囲を超え、過剰に反応した場合にアレルギー反応を起こしてしまうのです。
例えで説明すると、花粉を吸った場合に私達の体は、花粉は悪いものであると過剰に反応し、くしゃみや鼻水が出ます。
これは花粉を追い出そうとしていることから起きるものです。
ある特定の物質を体内に摂取した時、普段とは違う状況、いろいろな病気、症状を起こす人がいます。
このような症状が出る人は、ある特定物質に対してのアレルギー体質になるわけです。
次にアレルギー性についてお話します。
アレルギー性じんましんの中で、最もよく知られているじんましんの原因が食事性アレルゲンです。
食事性アレルゲンには2種類が存在します。
じんましんを誘発するヒスタミンなどの物質が食物に入っていて、アレルギー反応を引き起こす場合と、食物が直接アレルギー反応を引き起こす場合があります。
直接体にアレルギー反応を引き起こす物質が含まれる食品は、以下の通りです。
■卵
■魚類(サンマ、サバ、カニ、マグロ、エビ、貝類など)
■野菜類(トマト、ジャガイモ、キャベツなど)
■肉類(牛肉、豚肉、鶏肉など)
■乳製品(牛乳、鶏卵、チーズなど)
■穀類(小麦、大豆、ソバなど)
■果物(リンゴ、メロンなど)
ヒスタミンなどのじんましんを誘発する物質が含まれる食品は、以下の通りです。
チーズ、セロリ、タケノコ、ほうれんそう、バナナ、チョコレート、赤ワイン、食品添加物。
この中でも、食品添加物である保存料、合成着色料、酸化防止剤などは、じんましんの原因で気付きにくいものです。
これらのじんましんの抗原となる物質は、腸から吸収されます。
腸はスパイスやアルコールを摂取することで吸収が良くなり、じんましんが発生しやすい場合もあるので注意してください。
また体調にも関連し、腸に炎症がある人や、胆石、胃酸過多などの病気を持っていたりする人は、同じ食事でもじんましんを起こしやすいことがあります。
吸入性アレルゲンは、花粉、ペットの毛、綿ぼこり、ハウスダスト、カビ、細菌などを吸入たことで、口や鼻の粘膜に付着し起こります。
他に、抗生物質、アスピリン、結成製剤、サルファ剤、ペニシリンなどの服用や注射、塗布、挿入による薬剤性アレルゲンもあります。
刺咬性アレルゲンはウルシ、ムカデ、ハチ、イソギンチャクなどに刺されたりすることでアレルギーが起こります。
いずれのケースも、予防策はアレルゲンに接触しないことです。
原因が不明の場合は、皮膚科でかゆみなどの薬が処方されることになるので、医師の話をきちんと聞くようにしてください
アレルギー性の遺伝じんましんは、ごく一部を除いて遺伝することもなく、他の人にうつることもありません。
両親が牛乳や卵のアレルギーでも、その子どもがアレルギーになると確定できるものではありません。
アレルギー反応は、生活環境の中で決まっていきます。アレルギー反応は先天性ではなく後天性であるからです。
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機械的じんましんについてお話したいと思います。
機械的じんましんとは、機械的な刺激を外部から受けた時に起こるじんましんです。
例えば、時計のバンドや下着のゴムによる締め付け、ベルトで押さえていたお腹、バッグを持っていた手首、アクセサリーの金属類の接触部分などに機械的じんましんができます。
この原因は、真皮の微細血管の周辺にある肥満細胞の細胞壁から、ヒスタミンという物質が刺激を受けたことで遊離されるからです。
それが毛細血管に作用すると、赤みを帯びた膨らみができます。
機械的じんましんは、他のじんましんよりも判断が簡単です。
刺激によって赤いミミズ腫れができたり、その赤くなった箇所がなかなか引かなかったりする場合は、かゆみがなくても機械的じんましんになります。じんましんは強いかゆみが特徴です。機械的じんましんは赤くはれるだけで、かゆみも痛みもほとんどありません。
ただし、機械的じんましんが発生した箇所を掻いてしまうと、症状が悪化します。
じんましんが広がり、かゆみが発生することもあります。人工的な刺激を与えることはしないようにしましょう。
機械的じんましんの判別方法には、皮膚描記法が用いられます。
皮膚描記法とは、細い硬いもので強く皮膚をこすり、圧迫します。
健康な人は、わずかに腫れ少し赤くなる程度ですが、機械的じんましんの人は真っ赤に腫れ上がります。
機械的じんましんの治療は、注射や抗ヒスタミン剤の内服などが多く、軟こうなどの塗布も併用します。
しかしこの治療は対症療法になるため、刺激があれば再度発症する場合もあるでしょう。
じんましんで共通しているのは、環境の変化や年齢などで完治することです。
機械的じんましんの治療は、しっかり医師と相談して治療に望むことが大切だと言えるでしょう。
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はじめに温熱についてお話したいと思います。
温熱じんましんは、温風や温水のような温かい刺激を受けた箇所にできるじんましんの事を言います。
温熱じんましんは、温熱、蚊に刺された時のような皮膚の赤味、そしてわずかな腫れが特徴で強いかゆみを伴います。
体が温まることで、皮膚に発疹が出たり、かゆみを感じたりする場合は、温熱じんましんの可能性が高いと言えるでしょう。
体温上昇により発症する温熱じんましんは、皮膚の温度が40度?50度くらいに上がります。
温かさによる体温の上昇が原因の温熱じんましんは、入浴後や暖房器具にあたった後、運動後に起こりやすいと言えます。
症状としては、はじめ肌がピリピリし徐々にかゆみが強くなることもあります。
温熱じんましんは判別することが難しいので、普段の生活を観察した上での判断が必要です。
他の原因で発症し、体が温かくなったのに温熱と勘違いするケースもあります。
じんましんができやすい体質の方がさらに掻いてしまうと、人工的な刺激を肌に与える結果になり、症状が悪化します。
かゆみが発生したり、じんましんが広がったりすることもあるので症状が現れた場合は、すぐに専門の医師に見てもらうようにしてください。
温熱が起こりやすい人は、体が温まると手、足、背中、太もも、腹部などに発疹が出たりかゆくなったりします。
温熱じんましんを防ぐには温熱が発生しにくい環境を作ることが大切です。
温熱じんましんの可能性が高い症状。
■お風呂に入る度に太ももや腕がかゆい
■お風呂あがりはかゆみが増し辛い
■汗をかくとかゆくなる為にスポーツを控えている
■冬の時期にかゆくなり、コタツやストーブなどの暖房器具に近寄れない。
原因物質が温熱と判明されていれば、温熱を避けることで温熱じんましんの予防になります。
温熱じんましんの治療は、抗ヒスタミン剤の内服、注射、軟こうなどの塗布も併用します。
これは温熱じんましんの対症療法で、刺激があれば再度発症してしまいます。しかし対症療法を繰り返すことで軽減されていきます。
掛かりつけの医師と相談して、きちんとした治療に望むことが大切です。
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寒冷じんましんとは、体温よりも低い物質(冷たい水や風)に触れたことで発症するじんましんのことを言います。
寒冷じんましんの特徴は皮膚の赤味、かゆみ、わずかな腫れです。
たまに出る程度で留まることもありますし、放っておいたことで症状が悪化することもあります。
寒冷じんましんの可能性が高いと言える症状は、体が冷たくなる度に皮膚がかゆくなり発疹が出現します。
寒冷による刺激は体温低下で、36度以下の物質が原因物質になりえると言えます。
素足でフローリングに触れた時、外出すると顔が腫れる、足の裏にじんましんができる、薄着をすると風が触れた皮膚が赤くなり、かゆいなどが寒冷じんましんに上げられます。冷たいジュースやアイスクリームなどで、唇や口の中がかゆくなったりもします。
原因物質が寒冷と判明されているので、予防は寒冷を避けることがいいでしょう。
寒冷じんましんの治療は、注射や抗ヒスタミン剤の内服などが多く軟こうなどの塗布も併用します。
これは対症療法なので、刺激を与えてしまった場合は再度発症します。
寒冷じんましんの人が注意しなければならない点は、普段の生活の中でエアコンも原因の一つになります。
女性の方の多くは、ドライヤーを使いますがドライヤーも原因の一つになるので注意する必要があります。
多くのじんましんで共通して言えることは、年齢や環境の変化でじんましんが治る場合が多いと言うことです。
医師と相談して、しっかりと治療に望むことが最も大切だと言えるでしょう。
日光じんましんとは、外で太陽に直接当たり、その部分がかゆくなるじんましんの事を言います。
時期的には4?9月、強い太陽光線に当たる季節に起こりやすく、皮膚の赤味やかゆみ、わずかな腫れを伴います。
じんましんが出来やすい人は、太陽光線に直接当たった直後、数秒後に発症します。
10分以内にはじんましんがピークに達し、1?2時間症状が続きます。そのままで症状が悪化することもありますが、留まることもあります。
原因は直射日光によるものなので、外出の際はケアをし、保護するようにしてください。
日常生活に支障をきたす場合が多いので注意する必要があります。日光が発生しにくい環境をつくりましょう。
日光じんましんは、体に日光があたると手足、背中、太もも、腹部などに、かゆみを伴う発疹が出たりします。
日光じんましんの可能性が高い人は以下の通りです。
■部屋の中ではかゆみがないのに、外出すると発症する
■季節は春と夏が多く、紫外線の多い時期になるとかゆくなる
■プールや海などで露出した時に、かゆみと赤みがでる
■直射日光にあたった箇所の皮膚に発疹が出現し、かゆくなる
日光じんましんと一緒に現れやすい症状は以下の通りです。
■吐き気、頭痛、悪心、腹痛、下痢
この場合、注意しなければならない点は、ショック症状などを伴うことがあると言うことです。
しっかりと自分の体の変化を認識してください。
日光じんましんの治療は抗ヒスタミン剤の内服と注射などです。軟こうなどの塗布も併用します。
日光じんましんも、年齢や環境の変化で完治する場合が多いので、専門医と相談し、しっかりと治療に望むことが大切です。
コリン性じんましんとは、発汗刺激で発症するじんましんのことを言います。
運動、毎日の入浴、精神的ストレスによる発汗で起こるじんましんです。
体の変化は、皮膚の赤味とわずかな腫れ、そしてかゆみを伴います。
コリン性じんましんが出来やすい人は、歩いた時に体が少し暖まるだけで背中が急に痛くなり、首から頭に伝わります。
その後腰から尻へ、そして両足にもかゆみが広がり、かゆみと共に痛みを感じることもあります。
コリン性は、汗が原因で。夏の暑い時期などはかなりきついと感じます。
特に外出した時に支障をきたす場合が多く、はじめは肌がピリピリし、次第にかゆみがでます。
悪化することもあれば、悪化せずにたまに出る程度で留まることもあります。
コリン性じんましんの原因と考えられているのは、汗腺を刺激するアセチルコリンという物質です。
そのため、一般的な検査は、直接アセチルコリンを注射する方法や、熱や運動負荷を与え、皮膚の反応をみる方法になります。
コリン性じんましんが起こりやすい人は、体が汗をかくと、かゆみをともなった発疹が出たりします。
発疹を防ぐためにも、汗を発生しにくい生活の環境をつくりましょう。
原因物質が汗なので、汗を避けることがじんましんの予防に繋がります。
以下の症状の人は、コリン性じんましんの可能性が高いと言えます。
■少量の汗でも、発疹が出現し、かゆみがでる。(大きさは1?2mmと小さい)
■少量の汗でもピリピリとした痛みを訴えることがある。(場合によっては、低血圧、腹痛、下痢を伴うこともある)
■腕に現れやすく、全身に発症するが手には出ない。
■じんましんの発症期間は数分?30分以内で、数時間で消えることが多い
コリン性じんましんは、10?30代の青年期に多く見られるのが特徴です。
コリン性じんましんの治療では、汗が原因なので、日常の汗に慣れることが大切です。
週1回、病院にて行う汗の減感作療法や、週2回、ジム通いなどで汗をかくことも効果が期待できます。
また、整体や香蘇散という漢方薬を勧められる場合もあります。
心因性じんましんとは、現代社会におけるストレスなどの心の病が原因で発症するじんましんのことを言います。
心因性じんましんは、ストレスを感じる度に発疹が出現します。ストレスを感じた時にかゆみが出た場合は、心因性じんましんの可能性が高いと言えるでしょう。
じんましんとは食物や物理的刺激で起こると言う認識があるために、ストレスが影響で起きていると判別するのが難しいかもしれません。
自分では自覚していないストレス状態、家庭や職場での環境の変化を境に、じんましんが現れるようになります。
じんましんはそのままの状態で、症状が悪化することもあります。逆にたまに出る程度で留まることもあります。
心因性じんましんは、精神的なショックを体験したり、急激な環境の変化などで不安になったりと、対処していく力がおよばずに不安や抑うつ、無気力、そして引きこもりといったような精神的症状の時に起こりやすいと言われています。
心因性の症状は、躁うつ病、神経症、心身症に分類されます。
心身症に分類される症状は以下の通りです。
■ヒステリー、ストレス、てんかん、自律神経失調症など
心身症は精神的な面で影響され、情緒不安定な人や内向的な人に起こりやすいので、心と体の両面から治療することが必要と言えるでしょう。ストレスに関係する心因性じんましんは、一定の限度を超えると様々な病気の原因になります。
じんましんの他に、体の異常が見つからない場合は、過度のストレスに対する体からの信号と受け止めるようにしましょう。
心因性じんましんの治療は、一般的なじんましんの治療とは少し違ってきます。
精神的負担を軽減させ、ストレスをなくす治療が主になるでしょう。
原因物質が精神的負担精神的負担を避けることがとわかっている場合は、心因性じんましんの治療、そして予防にもなります。
配偶者の死や離婚、夫婦別居生活、入学や卒業、退職、クリスマスなどのイベントもストレスに感じてしまうのです。
専門の医師と相談して、しっかりと治療に望むことが大切です。
病巣感染によるじんましんとは、病気を持っている方に起こるじんましんです。
症状は皮膚の赤味、かゆみ、わずかな腫れが伴います。
病巣感染とは、バイ菌による感染症の病気で、その箇所とは関係ない離れた箇所に障害が起こることです。
この病巣感染の原因は60%が扁桃腺炎と言われています。
30%が歯の病気そしてそれ以外の病気が10パーセントと言われています。
よく発病する例は、虫歯、扁桃腺炎、副鼻腔炎などが挙げられ、それに伴い、かゆみ、湿疹、じんましんが発生する場合があります。
病巣を持っている人が、食事をしたり、物理的刺激を受けないのに、かゆみが出たり発疹が出現した場合は病巣感染によるじんましんの可能性が高いと言えるでしょう。
原因が病巣感染によるじんましんの治療は、抗アレルギー剤や、抗ヒスタミン剤という種類の薬でも、一時的な治療にしかなりません。
病巣感染によるじんましんの治療は、病巣感染をまずは治すことを心がけて下さい。
次に病巣についてお話したいと思います。
病巣とは、細菌が慢性的に存在し、軽い炎症を起こしている箇所を指します。
この病巣自体は、病的症状をあまり感じることがなく、わずかな違和感を、感じる程度です
病巣感染は病巣とは、全く関係なさそうな臓器に障害が現れ、二次的な病気が起こってしまうことを言います。
■病巣感染が起こる理由
■病巣から、細菌が血管を通って他の部位に感染する
■細菌の毒素が血管を通り体内に沈着する。そして感染防御反応が衰える。
■抗体によるアレルギーが起こる(細菌、毒素、細菌の死骸、代謝産物)
■体の一部の感染病巣の存在により、被害を受けてしまう臓器
心臓、肺、皮膚、腎臓、胃など(胎児にも多い症状)
その二次疾患がじんましんです。他にも腎疾患やリウマチ性疾患、皮膚疾患、胃潰瘍、循環器障害、胃癌、早産、低体重児出産、などがあります。
初期症状で一時的なじんましんが発生しているケースもるので、必ずしも病巣を完治しなければ、じんましんが治らないという訳ではありません。
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じんましんのはじまりは、かゆみと赤いぶつぶつの症状が現れます。
じんましんの多くは、かゆみを伴い、突発的に赤みがかった、みみずばれや、蚊に刺されたようなふくらみ、部分的に大小様々な皮疹が現われます
じんましんの症状には、強いかゆみを感じるものと、症状があるのにかゆみをあまり感じない場合があります。
焼けるような熱さやチクチクとした痛みを感じることもあります。
じんましんのほとんどは、数分から数時間後に消えてなくなります。
しかし、再発を繰り返すこともあるので自分の症状をきちんと覚えておく必要があります。
■発症時間の短いじんましん
急性じんましん
■いつまでも続くじんましん
慢性じんましん
じんましんの中の形状じんましんについて。
形状じんましんは、出来物が増えたり、時間が経つにつれて大きくなったり、癒合して形が変わったりします。
手でかいてしまうと、かゆさが増し、赤い範囲が広がっていきます。
じんましんの特徴。
じんましんは、かゆみや赤みだけではなく、症状が激しい場合には、範囲も拡大し次々と新しい膨らみが出没します。
じんましんの大きさは、1?2mm程度から手の大きさぐらいと様々で、点状のような小さいものと、大きいものがあります。
じんましんが融合して出来るものは、体のほとんどが覆われてしまう危険性もあります。
また、じんましんの原因で症状が変わることもあります。
じんましんの発症箇所。
じんましんが出来やすい箇所は、太もも、股、おしり、乳房周辺、腹部です。
しかし頭皮、背中、手の甲、足など、体のいたるところにじんましんが発症します。
隠れた箇所にもじんましんが発症し、唇、口の中、のど、胃腸、気道にもできます。
症状はかゆいだけでなく、声がれ、呼吸困難、腹痛、胃腸障害、呼吸障害なども引き起こします。
場合によっては目にできるケースもあります。目の粘膜にできるじんましんは大きくなりやすく、目がふさがってしまう場合もあります。唇にできるじんましんは夏に発症することが多いでしょう。
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