忍者ブログ

じんましんについて

ジンマシンの話

[PR]

2024/05/03(Fri)19:29

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

No.|CommentTrackback

妊娠中のじんましんの薬

2008/02/21(Thu)22:31

 

妊娠中のじんましんの薬についてお話します。
妊娠早期の内服、抗ヒスタミン剤(抗アレルギー剤を含む)は注意が必要となります。
妊娠中であれば、抗ヒスタミン剤などの内服は避けるようにしてください。
どうしても内服が必要な場合もありますが、医師と十分相談するようにしてください。比較的安全だろうと言われているお薬は、 マレイン酸クロルフェニラミンです。


■質問 じんましんの薬、妊娠時服用して大丈夫? 
 
私は以前から、じんましんで困っています。初期は食べ物で急性じんましんにかかりました。
その後も年2回はじんましんの症状が出ていたので、皮膚科の薬を飲み回復しました。
しかし3、4年前から慢性的にじんましんが出るようになりました。通院して1、2年間は薬を飲みましたが、完治していません。
妊娠した場合は、薬を続けても大丈夫でしょうか。


■回答
慢性じんましんは、体中の皮膚が虫刺さされのように、腫れて、1カ月以上かゆい症状が続く場合をいいます
慢性じんましんの方の80%が、一般的な検査をしても異常がないとされ、原因がわからないことが多いです。
そのために、数カ月から数年、じんましんは出没を繰り返し、慢性難治性じんましんは治療が難しいのです。

最近、原因不明のじんましんの中に、自己免疫性じんましんという、症状が見つかりました。
これは、血液中に肥満細胞を刺激する自己抗体をもち、じんましんを起こす特殊なタイプがあることが分かりました。

また、頑固なじんましんの背景には、慢性疾患が隠れていることがあります。皮膚科専門医で、じんましん以外の症状がないか診てもらう必要があります。生活環境が変わり、ストレスが引き金になってじんましんが発症することもあります。自律神経のリズムの乱れや、心理的要因が免疫力を低下させ、過敏反応を起こしやすくします。

じんましんの治療は、抗アレルギー剤の内服が主体ですが、種類も様々です。
内服をして、じんましんを抑制できる薬が見つかれば、内服を続けます。1カ月以上症状が現れなかった場合は、薬を徐々に減量していきます。じんましんは、生体の過敏反応の一つなので、数カ月から数年でほとんどの人は、症状が治まります。

妊娠中の人に、100%安全な内服薬は残念ながらありません。
しかし妊娠の時期によって、内服が可能な場合もあります。産婦人科医と皮膚科医によく相談し、治療してください。

慢性じんましんは、一時的な体の反応なので、自分の生活を見直し、規則正しい生活を心がけるようにしてみて下さい。

 

PR

No.6|じんましんComment(0)Trackback()

Comment

Comment Thanks★

Name

Title

Mail

URL



Pass Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字 

Trackback

URL :