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じんましんについて

ジンマシンの話

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2024/09/21(Sat)08:54

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じんましんの予防

2008/03/14(Fri)13:44

 

じんましんの予防は、じんましんの経験から判断し予防することが出来ます。
自分のじんましんが、いつどこで、どんな原因で発症するかを知ることが予防の最良の対策になります。

そのためにも皮膚科の専門医の診察を受けることをお勧めします。
丁寧に調べてもらうことで、原因が判明すれば、その原因を避けることでじんましんを防ぐことができます。

アレルギー性じんましんの場合は、原因物質を避けることが一番の予防と言えるでしょう。
花粉がアレルギーの原因であれば、マスクをすることで防ぐことが出来ます。
動物の毛が原因であれば、ペットを飼わないようにしましょう。


温熱じんましんの場合は、入浴の際はぬるま湯につかるようにします。
入浴剤はかぶれる可能性があるので、医師に相談してください。コタツなども避けるようにしましょう。

寒冷じんましんの場合は、冷たいものを食べないように心がけて下さい。プールなども避けるようにしてください。

他のじんましんも、原因物質を避けることが、予防法として効果的です。
(じんましんの種類だけではなく、環境、体質にも個人差があります)

全てのじんましんの共通の予防法は基本的な健康対策が挙げられます。

■生活リズムを整える。

■体調が悪いとじんましんが起こりやすくなるので、疲労、睡眠不足は避けるようにします。
特に夕方に起こるじんましんの場合、寝不足、疲労が考えられます。

■飲暴食を避け、便通を整えましょう。
便秘、下痢などの胃腸障害を起さないように心がけて下さい。腸内環境正常化は皮膚の代謝を促します。
これは腸がじんましんの原因を体内に吸収する時に、微細な傷を作らないようにする為です。

■特定された食事のみを避け、アレルギー性の食べ物、ヒスタミンを多く含有した食品を制限します。
ただし、食べ物に神経質になり過ぎるとストレスが溜まります。

■皮膚への圧迫を避けてください。
皮膚の同じ箇所が長時間刺激を受け続けると、じんましんの原因になります。
金属が原因でじんましんが出る場合もあるので、衣類の金具も気をつけて下さい。

■入浴はじんましんに効果的のように思われますが、じんましんが発症しやすい環境です。
体が温まって起きる温熱じんましん、発汗によるコリン性じんましん、湯冷めによる寒冷じんましんがあります。
そして皮膚をこすりすぎると血管を拡張させてしまい機械的じんましんにも繋がります。

■発汗によるコリン性じんましんは、汗をかくことを制限しなければなりません。
風呂や就寝中でも気を配る必要があります。

じんましんの予防は、ストレスを溜め込まず、精神の安定に保つようにしましょう。
精神的負荷は様々な体の異変を引き起こし、じんましんにもよくありません。

 

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No.18|じんましんComment(0)Trackback()

じんましんの治療

2008/03/05(Wed)04:35

 

じんましんの一般的な治療法は、抗ヒスタミン剤を内服する治療になります。
原因不明のじんましんの時でも、専門医と相談して抗ヒスタミン剤を使用することになります。

■抗ヒスタミン薬とは

抗ヒスタミン薬とは、じんましんの原因物質、ヒスタミンを出しにくくします。そして血管に行き届かないように、出てきたヒスタミンも抑止する薬です。


ヒスタミンは血管を拡げて皮膚が赤くなります。
血管から水分がでてきて軽い腫れ、かゆみを伴い、じんましんが起こります。皮膚にアレルゲンが侵入した場合は、ヒスタミンが過剰に分泌します。そのため、じんましんの治療では抗ヒスタミン剤の注射や内服などが多くなります。

原因がわかるじんましんの治療は比較的簡単ですが、多くのじんましんの特定が困難で認識しないままであることが現状です。
食べたり触ったりしたことで刺激を受け、何度も症状が出てしまう慢性じんましん。
慢性じんましんの治療も抗ヒスタミン剤の服用が主になります。慢性じんましんの治療は抗ヒスタミン剤で症状を抑え、その間に原因となる刺激を特定します。

急性じんましんは治療期間も短く済みますが、慢性じんましんは、数ヶ月から数年単位で、同じ治療法を続けることがあります。

治療の効果をアップさせるためには、抗ヒスタミン剤の治療だけでなく、日常生活の摂生に努めることも大切なことです。

治療に関しては生活リズムを急激に変えないこと。激しい運動でじんましんが発生する場合は、激しい運動を避けます。
皮膚の清潔を心掛け、じんましんの部分はかかずに、薬でかゆみを抑えるようにします。
専門医に指示された投薬療法にきちんと従って下さい。


急なじんましんの手当てについて。

じんましんは猛烈なかゆみと発疹を伴います。これをかいてしまうと症状も悪化するので、氷などで患部を冷やして下さい。
かゆみは楽になります。そして症状が落ち着くかどうか経過をみます。そのまま改善するようでしたら、放置しても大丈夫です。
じんましんは市販の薬の塗布でも改善効果が見られることもあります。

しかしじんましんのタイプによっては、冷やしてはいけないタイプの寒冷じんましんもあります。
症状がひかない場合は、他の病気の可能性も視野に入れ病院へ行くことをお勧めします。

アレルギー性じんましんの治療は、脱感作療法という治療があります。(アレルゲンが特定しているじんましんの治療)
この脱感作療法とは、アレルゲンを皮膚内に少量ずつ注射する方法です。アレルギー反応を和らげていくことになります。

他にもアレルギー体質を改善する方法で、温冷交代浴があります。(サウナと冷水を交互に繰り返し、神経に刺激を与える方法)
そして体質改善食事療法は、豊富な栄養素の玄米食を摂る方法です。

じんましん治療は、対処法が明確に異なるわけではなく、逆に必ず治るというわけでもありません。
いろいろな方法を試してみる必要もあります。

じんましんの症状によっては完治しないケースもあります。
この場合は、上手に症状と付き合っていくことが大切なこととなります。
早くじんましんを直すためにも、専門医に相談し、薬で治療を続け生活習慣に気を配ることが大切と言えるでしょう。

 

 

No.17|じんましんComment(0)Trackback()

じんましんで出来る斑と水泡

2008/03/04(Tue)04:29

 

じんましんによって出来る斑とは、まだらやぶちのことです。
皮膚の症状は、皮膚の表面の色が変化します。

斑は、1つではなく症状により複数同時に発生することもあります。また、斑は色によって分類されます。

紅斑(こうはん)とは赤くなっている斑のことを言います。
指で強く押すと一時的に消え、再度赤くなります。これは一過性の血管拡張によって起こるものです。

紫斑(しはん)とは紫色の、斑のことを言います。出血によって起こるもので、紫斑は指で強く押しても消えません。

白斑(はくはん)とはメラニン色素が減少して起きます。正常の皮膚よりも白い部分を指します。
白斑の原因は、メラニン色素の出血や増加による色素沈着が挙げられます。


じんましんによって出来る水疱(すいほう)とは、皮膚が水分を含み、盛り上がった状態を指します。
透明に盛り上がる水ぶくれです。水疱は軽いやけどなどでもよく見られます。
大きさは様々で、米粒大のものから卵くらいまでと違います。水疱は、水疱疹や水ぶくれともいいます。


膿疱と丘疹についてもお話したいと思います。

膿疱とは、水疱と一緒で、皮膚が水分を含み盛り上がった状態に、膿(うみ)が溜まったものを指します。
手の平や足の裏に出来ることが多く、ひどい場合は手首、足首にも広がります。
水虫のようなものができたり、小さい豆状の小ぶくれや赤い点々ができたりすることもあります。
このような水ぶくれを膿疱症といいます。
膿疱症は2?3週間で自然と治りますが、再び繰り返す恐れがあります。


丘疹(きゅうしん)とは皮膚が膨らんで小さく盛り上がった部分を指します。
丘疹の多くは赤みを帯び、中には白っぽくなることもあります。
ひっかくと表面の皮膚が破れ、水が出ます。
結節(けっせつ)は丘疹よりも大きく、硬く比較的大きな盛り上がりです。

 


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